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ビートルズを誰にでも分かりやすく解説するブログです。メンバーの生い立ちから解散に至るまでの様々なエピソードを交えながら、彼らがいかに偉大な存在であるかについてご紹介します。

(その42)スチュアート・ケンドールさんから新しいメッセージと写真が送られてきました

ビートルズの元スタッフのスチュアート・ケンドールさんから新しいメッセージと写真が送られてきたので、ご紹介します。

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この写真は、前回送ってもらったものですが、いつどこでどんな状況で撮影されたのかが分からなかったので問い合わせたところ、以下のような回答をいただきました。

 

あ、その前に当ててみて下さい。撮影場所はまずムリとして時期はいつごろでしょうか?何となく分かると思います。因みに私はすぐ分かりました。どんな状況かは分かりますか?ポールがジョンにヴァイオリンの弾き方を教えているところ?ブッブ~、不正解です(笑)

 

時期は、1963年です。これは正解した方が多いんじゃないでしょうか?モノクロで彼らも若いし、ヘアスタイルからしてデビューしてまだそんなに日が経ってない頃だろうなと想像は付いたと思います。これは、国内ツアーをやっている時に撮影したということなので、途中で立ち寄ってリハーサルしたのかもしれません。イギリス全土でビートルマニア現象が起きてた頃ですね。

 

では、場所は?これはまず当たらないでしょう。イギリス南東部のイースト・サセックス州、ピースマーシュ村の近くのホッグ・ヒルという水車小屋の中にあるポールのスタジオで撮影したんだそうです。地図で見るとかなりな田舎ですね。ここに彼は、この当時、すでに自分のスタジオを持っていたというか、今でも持ってるんじゃないかな?多分、これだと思うんですが。若い頃からの友人でベーシストのクラウス・フォアマンが訪ねてきて、セッションしてますね。

www.youtube.com

で、どんな状況だったかというと…彼らがふざけてポールが2本持っていたヘフナーのヴァイオリン・ベースをヴァイオリンみたいに構えただけなんですと。なあ~んだ(^_^;)でも、ポールは、確か実家があまり裕福じゃなかったので、ベースも比較的安価だったヘフナーを選んだと聞いてますけどね。もっとも、その後、ビートルズが大ブレイクしたためにヘフナーの値段は跳ね上がりましたが。

 

下の写真は、当時ポールが持っていた内の一つで、スチュアートさんに宛てた彼のサインがありますね。

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同じヘフナーのヴァイオリン・ベースなんですが、ピックアップの位置が違うんだそうです。写真では逆光になってるので、ちょっと違いが分かりにくいんですが、初めて買ったベースの後にもう1本買い足したんですね。

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これは、ジョンの帽子シリーズです。っていうか、上の2枚はタオルですけどね(笑)ふざけてアラブ人の男性が被るクーフィーヤみたいにタオルを載せてますが、とにかくプライベートの彼は、良く頭の上に変な物を載せてたそうです。 

(参照文献)

 You Tube.com

(続く)