★ビートルズを誰にでも分かりやすく解説するブログ★

ビートルズを誰にでも分かりやすく解説するブログです。メンバーの生い立ちから解散に至るまでの様々なエピソードを交えながら、彼らがいかに偉大な存在であるかについてご紹介します。

(号外) ポールがやってくるヤア!ヤア!ヤア!

1 ポール・マッカートニーの来日公演が決定!

ãpaul mccartney  tour 2018ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

ビートルズファンそしてポールファンにとっても嬉しいニュースが飛び込んできました。ポールが2018年からスタートする「FRESHEN UP TOUR」で来日公演を行うことが8月8日付けで公表されました

2018年に入ってからもツアーを開始するというアナウンスがなかなかなく、「今年はもうツアーはやらないのかな?」と思っていました。何しろ2017年も海外ツアーで大忙しでしたから、年齢も考えると体力的に厳しいんだろうなと考えていました。

 

すると、カナダのケベックで9月17日にツアーを開始するというアナウンスがあり、「ああ、やっぱり今年もツアーをやるんだ」と思いました。ツアーが大好きな彼のことですから、丸々1年間やらずに過ごすということはありえないと思っていたのです。何しろ2009年から2017年まで連続して海外ツアーをやってきましたから。

しかし、2018年の来日公演は流石にないだろうなと思っていました。2017年4月にやったばかりですし、広大なアメリカ以外の国で彼が連続してツアーを行うことはまれですから。

ほどなくして12月までのツアーの日程が公表され、その中には日本の国名は入っていませんでした。「ああ、やっぱり今年の来日はないんだな」と思いました。ただ、彼のツアーは、年をまたいで行われることが多いので、もし、来日があるとすれば、来年の春あたりかなと勝手に予測していたのです。

2 日本にばっかり来てもらっちゃって

ãpaul mccartney one on one tour 2017ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

ところがどういう経緯でそうなったのかはわかりませんが、10月から11月にかけて来日公演の日程が組まれていることが公表されました。驚くやら嬉しいやらです。

これまで彼のファンでない人々やマスコミは、「金儲けのために毎年来日する」とか「来ない来ない詐欺」とか揶揄(やゆ)する向きもありました。しかし、まず彼が76歳という高齢ということを考慮してほしいですね。とっくに引退していてもおかしくない年齢なんですから。

 

それに、今さらお金儲けをする必要も全くありません。 有り余るほどの資産を持って、悠々自適の暮らしをすることもできるんです。

彼の場合、著作権の問題も複雑に影を落としていて、ライヴをやろうとするとどうしても他のアーティストより費用がかかってしまうという事情もあります。もっとも、この点については、ビートルズの楽曲の著作権を所有しているアメリカのソニーATVとの間で和解が成立したと報道されていますが、どのような内容だったのかは公開されていません。

ãpaul mccartney  tour australia 2017ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

さらに、何度も同じ国を訪れるということ自体がありえないんですよ。例えば、オーストラリアは、ビートルズ時代に何度かコンサートをやりましたが、ソロになってからは1993年以来2017年までライヴをやっていませんでした。ですから、オーストラリアのファンからは文句が出ていたんです。

なので、日本のファンの我々としては、他の国のファンに申し訳ないというか、「ウチにばっかり来てもらっちゃって、ホントすいませんね(^_^;)」と恐縮すべきところなんです。

ヨーロッパならドーバー海峡を越えればすぐですから、そんなに遠いという感じもしませんが、日本となると飛行機だけで12時間はかかりますからね。私らだって観光に行くだけでも疲れますよ。まして、彼の場合は仕事ですから。

それに、彼に来てほしいと思っているファンは世界中にいるんですから。そして、彼がまだ一度も足を踏み入れたことがない国の方が多いんです。

3 大の親日

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ファンの間では、彼が大の親日家であることもよく知られています。1966年にビートルズの一員として来日した際の日本の印象がとても良かったことも大きいでしょうね。

彼は、アメリカの雑誌の記者のインタヴューで「なぜ遠い日本でばかりライヴをやるのか?」と尋ねられると「とにかく、日本のファンの反応は信じられないほど暖かいんだ。これが嫌いな人なんていないだろ?」と正直に応えていました。

日本の記者の取材ならともかく、アメリカ国内で販売されている雑誌の記者のインタヴューなので、彼がリップサービスしたとは考えにくいです。もっとも、この雑誌は日本語版もありますが、そのことを彼は知らなかったでしょう。

 

そして、元々親日家だった彼をさらに日本好きにさせた出来事がありました。それが2015年4月28日に行われた武道館ライヴです。これは、当初の日程にはなかったのですが、追加公演として急遽加えられました。

私もこのライヴに参加したのですが、スタッフから会場に入る際に手首につける蛍光のリストバンドを渡されました。アンコールの時にこのリストバンドが点灯するシステムになっているので、手首につけておいてほしいという説明書が付いていました。

私は言われたとおりに手首にこれを付け、そしてアンコールの時が来るとアナウンス通りそれが点灯したのです。この時にポールが観客席を見て、思わず顔を覆い涙をこぼしました。

「ポール 来日 2015 武道館 ユニオンジャック」の画像検索結果

それは、彼に対するサプライズで日の丸とイギリスの国旗であるユニオンジャックが、点灯したリストバンドによって暗い会場の観客席に見事に浮かび上がったのです。その後も続いた他の国でのライヴでもこの時の感激を何度も繰り返しに話していたので、よほど嬉しかったのでしょう。

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ポールは、その余韻に浸りたくて翌日、自転車を借りて自分で武道館まで行って、しばらく佇んでいたそうです。それを知ってたら武道館で待ってたのになあ~(^_^;)

4 追加公演があるかも

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現在公表されている日程は、10月31日(水)11月1日(木)東京ドームと11月8日(木)ナゴヤドームだけです。しかし、ひょっとすると追加公演のアナウンスがあるかもしれません。

彼も私も「この次」があるかどうかは分かりません。一期一会といいますが、その瞬間は二度と来ないのです。ですから、私もこの機会を逃さずに参加したいと思います。

それと、この機会に全国のファンと交流できるチャンスがあるんです。2017年の時もそうでした。彼らと交流し、ビートルズやポール談義に花を咲かせるのは至福のひとときです。

では、ファンの皆さん、東京と名古屋でお会いしましょう。

(続く)

 

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