★ビートルズを誰にでも分かりやすく解説するブログ★

ビートルズを誰にでも分かりやすく解説するブログです。メンバーの生い立ちから解散に至るまでの様々なエピソードを交えながら、彼らがいかに偉大な存在であるかについてご紹介します。

ビートルズを丸10年書いてきて、初めて小説を書き始めました(号外)

メジャーデビューする前のビートルズ

1 小説を書き始めました

膨大な数が出版されているビートルズ関連本

このブログを書き始めたのは2015年です。気がつけば11年目になりました。

その間、ずっとビートルズのことを書いてきました。できるだけわかりやすく親しみやすく、ビートルズをあまり知らない人にも届くように。そんなことを考えながら、解説や紹介の記事を書いてきました。

ただ、これまで小説を書いたことは一度もありませんでした。それでも今回、どうしても小説という形でビートルズを書いてみたいと思いました。

理由はいくつかありますが、いちばん大きいのは、ビートルズに関する本は世界中に膨大にある一方で、その多くは伝記や研究書、証言集、写真集、楽曲分析などのノンフィクションであり、ビートルズ自身の歩みをドラマとして追っていく長編小説は、決して多いとは言えないように思えたからです。

だったら、自分で書いてみたい。10年以上にわたってビートルズのことを書いてきた今だからこそ、やってみたい。そう思ったのが始まりでした。

2 デッカ・オーディション前夜からスタート

ピート・ベストがいた頃のビートルズ

今回書き始めた小説は、ビートルズがまだ世界的スーパースターではなかった時点から始まり、そこからスターへの道を駆け上がり、やがて解散に至るまでを描いていく物語です。

その出発点として選んだのが、デッカ・オーディション前夜でした。

1962年1月1日、ビートルズはロンドンのデッカでオーディションを受けています。この時点では、まだリンゴ・スターが加入する前で、メンバーはジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、そして当時のドラマー、ピート・ベストの4人でした。

前夜、彼らはニール・アスピノールの運転するバンで、雪の中をリヴァプールからロンドンへ向かっていました。ここは、まだリヴァプールのローカルバンドに過ぎなかった彼らの運命が、大きく動き始める直前の瞬間でもあります。彼らがスターになる直前から始まり、スターになっていく過程、そしてその果てまでを見つめるお話です。

アーリー・ビートルズについては、これまでにもたくさんの作品で取り上げられてきました。だからこそ今回は、リヴァプール時代を最初から順にたどるのではなく、彼らの運命が大きく動き始める少し前、メジャー・デビューの入口に差しかかろうとする瞬間から始めるのが、いちばん面白いのではないかと思いました。

吹雪の中、リヴァプールからロンドンへ向かうバンの中。まだ何者でもない。けれど、もうただの無名バンドのままでは終わらないかもしれない。ジョン、ポール、ジョージ、そしてピート・ベストの4人を描くところから、この小説は始まります。

3 ブログで描くビートルズとは違う

リンゴ・スターが加入したビートルズ

今回は、いつものこのブログの書き方から少し離れてみたいとも思っています。

このブログでも、事実を軸にしながら、できるだけ親しみやすく、興味を持って読んでもらえるよう心がけてきました。ただ、ビートルズをもっとドラマチックな形で味わいたい人もいるかもしれない。そう思って、今回は小説という形で書いてみることにしました。

もちろん、史実を踏まえることは大前提です。大きく史実から離れてしまうようなことはしたくありません。その一方で、小説として楽しんでもらう以上、会話や情景、心理の流れには脚色も入ります。

それは史実から離れるためではなく、史実の中にある温度や緊張、息づかいを、物語として感じてもらうためです。ビートルズは、いまではあまりにも巨大な存在です。だからこそ最初から「伝説」として描いてしまうと、かえって遠い存在にもなってしまいます。

でも彼らにも、寒さに震え、空腹にいら立ち、冗談を飛ばし、不安を抱えながら前へ進んでいた時代がありました。この小説では、そうした彼らの姿を、できるだけ生き生きとしたドラマとして書いていきたいと思っています。

4 ワクワクするものを届けたい

コンサート中のビートルズ

目指したいのは、先が気になって、ワクワクしたりドキドキしたりしながら読める作品です。ビートルズを深く知っている人にも、名前しか知らない人にも「この先どうなるんだろう」と思ってもらえるようなものにしたいと思っています。

このブログを長く読んでくださっている方には、少し意外に思われるかもしれません。でも、長年ビートルズのことを書いてきたからこそ、今度は小説という形でも届けてみたくなりました。

史実を踏まえながらも、小説として楽しんでもらえるように書いていきます。その前提で、読んでいただけたらうれしいです。

小説はこちらから読めます

https://note.com/juicy_weasel5683/n/n2e6559b5de7f

ビートルズを「知識」としてではなく、「物語」として読んでみたい方は、ぜひのぞいてみてください。

※この小説は史実を踏まえて執筆していますが、会話・情景・心理描写には小説としての脚色を含みます。