ジョンとポールの旧友であるMr.Stuart Kendall(スチュアート・ケンドールさん)と、フェイスブックを通じて直接コンタクトを取ることに成功しました。
ポールと、ミック・ジャガー、一人置いてジョンがソファーに座っている写真がネットでアップされていて、ミックとジョンの間にいる人物が誰なのか、日本だけじゃなく世界中で話題になっていました。
ネットで検索してみると、同じ写真をフェイスブックのプロフィール画像に使っている人がいたので、もしかしてと思ってその方に直接メッセージを送ったら、ちゃんと返信してくれました。やはり、写っていたのはご本人でした。
以下は、彼からいただいたメッセージです。ご本人の了解をいただいたので、写真とともに公開します。
「こんにちは!そうです、ストライプのジャケットを着ている人物は私です!!1967年にロンドンのキャベンディッシュ通りにあるポール・マッカートニーの自宅で撮影しました。この写真については私のブログに掲載しています。」
http://beatlephotoblog.com/paul-mick-and-john-at-cavendish-avenue-1967/comment-page-1#comments
4人の自筆のサインを撮影した写真も送っていただきました。多分、自分が偽物じゃないことを証明したかったんでしょう。
「私は、ジョンとポールを同時に撮影できなかったので、2枚のスナップ写真を撮影しました。それで、ソファーを少し後ろへ下げて、私は彼らの間に座りました。でも、カメラが広角レンズじゃなかったので全部をちゃんと撮れなかったんです。私は、何年も経ってからこの写真を写真店で見つけました。」
「壁に掛けてあるドラムスキン(ドラムの打面に使われる皮)は、アルバム「Sgt Pepper」のスリーヴ写真で使われたものに代わるものです。ジョンもポールもこれと同じ物を自宅に持ち帰っています。」
「これもアルバムのスリーヴ写真で、ジョンが自宅の壁に掛けるために持ち帰りました。」
「これは暖炉の上に置いてあった小さい絵画です。ルネ・マグリットと呼ばれる有名なフランスの画家が描いたものです。これが、『アップル』(ビートルズの会社)のロゴの発想の元になったんです。」
「スティーブ・ジョブスは、若い頃から熱烈なビートルズ・ファンだったので、彼の小さいコンピュータ会社の社名を『アップル』と名付けました。」
「これは、私のプロフィール画像と同じソファーに座っているポールです。あれから何年も経っていますが、彼は、まだ同じソファーを持っています!」
「私は、アビイロード・スタジオの外でこの写真を撮りました。でも、ネガをなくしちゃったんです。」
他にもビートルズのプライベート写真を何点か送っていただきました。いつ、どこでどんな状況で撮影したのかは、おいおい伺いしたいと思います。
そして、私が、何か他にビートルズに関する誰も知らない裏情報があったら教えて下さいとお願いしたら、「晋司さん、喜んで!」と答えていただきました。
見ず知らずの私からのいきなりのメッセージにもかかわらず、とても親切に応対していただいたので感激しました。また、滅多に見られない貴重なビートルズのプライベート写真も何点か送ってもらいました。まだまだお宝がたくさんありそうなので、インタビューして写真や情報などを提供していただきたいと思います。
(続く)